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中国では留学生でも携帯電話を購入、使用することができます。今の中国ではほとんどの大学生が携帯電話を持っていますので、互相学習などで付き合いのある中国人学生や、クラスメートの留学生との連絡のために、携帯電話は必需品です。ほとんどの留学生が携帯電話を持っています。
日本では携帯電話本体と電話の加入権（利用権）がセットで販売されますが、中国ではそれぞれが別々に販売されます。
まず、携帯電話本体は家電量販店などで購入します。価格にはかなり幅があり、安いものは数百元から、高いものでは１万元を超えるものまであります。1学期から1年の留学で、電話やメール機能を使うだけであれば、数百元のもので十分です。中古品を格安で販売する業者もいますが、購入後に不具合が出ることがある上、スリなどの盗品が販売されているケースもありますので、避けたほうが良いでしょう。
【携帯電話の売場】
加入権(利用権）は電話会社で購入します。安いものでは数十元からあります。大学の周辺でも代行業者などが販売しています。加入権を購入すると、SIMカードという小さなチップが渡されます。これを携帯電話本体にセットすると、携帯電話が使えるようになるという仕組みです。
【SIMカード】
電話料金の支払いですが、中国では前払いと後払いの2つのシステムがあります。留学生が使えるのは基本的に前払いだけです。100元先に払えば、100元分を使い切るまで携帯電話を使え、使い切ったらまた補充するという形式です。
前払いは電話会社でもできますが、電話カードを購入することも可能です。例えば100元分の電話カードを購入すると、そのカードに暗証番号が書かれていて、携帯電話を操作してその暗証番号を入力すると、100元分携帯電話を使えるようになります。この電話カードは大学周辺でよく売られています。また、国際電話ができるカードもありますが、通話料が割高になりますので、緊急時を除いてスカイプなどを利用した方が良いでしょう。
中国の携帯電話は、日本と違って受信者側にも通話料がかかります。徐々に受信者無料の地域も増えてきていますが、かかってきた電話と長話をしていたら、気づかぬうちに料金がたくさんかかっていたということになります。
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